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今回は、振り込め詐欺の新しい手口(まだ被害は確認されていないですが将来的に増える可能性がある)の予防策を書きたいと思います。

携帯電話各社は高齢者向けの機種を発売して、新しい市場をターゲットにしており60歳以上の人も携帯電話を持つ人が増えてきた。なおかつ「メール教室」なども開催されているみたいでメールする人も増えているという。
電車を見渡してみてください。若い人ばかりでなく高齢者の方もメールをしている姿が最近増えています。
それを利用した詐欺が増えてくるのではないかと私は心配しています。

個人情報漏洩、怪しい金融会社への申込をしてその内容を名簿屋に流用されるケースがあとを絶たない。
たとえば、怪しい会社や闇金などに申し込みして、「緊急連絡先の電話番号およびメールアドレス」ということを聞かれたら、ほとんどの人が躊躇なく親の連絡先、メアドを書いたり、申告したりするのではないでしょうか? その内容を名簿屋に売り渡され、詐欺業者の手元に渡ってしまったらそのメアドを利用して振り込め詐欺が出来ます。

以下の文章が親のメールアドレスに届けば疑いなく振り込む人が増えるのではないかと思います。

「○○です。 出張で大阪に来ていますが財布と携帯を落としてしまいました。現在ネットカフェでフリーメールを使ってお母さんにメールしています。キャッシュカードも落としてしまったのですいませんが、同僚の口座へ9万円振り込んでください。 給料日に返します 口座は・・・・」

いかがですか? 特にこの方は怪しい金融会社に申し込んで個人情報が流用するくらいだから親からも何回かお金を借りていると思います。
親もこのようなメールが来れば「またか」と思いながらも振り込むのではないでしょうか??

<予防策>
・闇金、低利を宣伝文句にしている名前を知らない業者に申し込まない。
・このようなメールがきてもすぐに振り込まず勤務先に電話して確認する。そのとき本人が不在であったら本当に出張しているのか等確認する。
・本当に携帯電話をおとしているのかどうか1度電話してみる。
・警察に電話して相談する。
・そのアドレスに「警察に届けたのか? 届出した警察署は?」と返信する。
・振込先の銀行支店に電話して確認する。

名簿には生年月日や勤務先など書かれていますので本人になりすましすることが出来ます。
やはり、暗号などを決めておくのが大切でしょう。

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